人生も結婚も”行動力”次第!行動力を磨いて人生を明るくするコツ
こんにちは!
当然ですが皆さん、こんな経験をしたことはないでしょうか?
来週からテストだ!テスト勉強するぞ!
机の上を片付けてからでいいかな〜
よし!綺麗になったぞ!でも夜ご飯の時間だ!
勉強は明日からやろっと
個人的にめちゃくちゃ「あるある」の話かなって思います。笑
それでこのあと大抵の場合、テスト3日前になって、やっと焦って勉強し始めるのが王道ですよね?
今回は「明日やろうはバカやろう」と言われないために!目的に向かって踏み出すための”行動力”を磨くコツを紹介していきたいと思います!
- 目標に対して、無駄な時間を減らして進み出すことができる。
- 成功への近道になる。
- 気になるあの子とデートできるかもしれない!?
今回の記事で参考にした本
「後回し」にしない技術「すぐやる人」になる20の方法
著:イ・ミンギュ
訳:吉川 南
行動力で実際に僕が得られたモノ”3選”
- 時間と働きやすい環境
- コミュニケーション能力
- 家族
①転職による環境の変化
僕が今の所までの人生で、最初に大きな”行動”を達成できたのは転職でした。
転職なんて今の時代当たり前でしょ?そう思った皆さん、もう少しだけお付き合いください🙇
僕が大学を卒業して入社したのは、財閥がバックにいる大手の医療系会社でした。
(現在はバックにいた財閥は外れてしまったのですが、、、)
そんな会社に営業として就職した僕は”安定”した給料、ボーナスを得ることができ、一般的にみて将来安泰なサラリーマンとして過ごしていました。
その一方で、お客さんは病院の先生であり自分が売っているものひとつひとつが患者さんに関わっているという重圧と、営業職自体が僕に向いていないのでは?と悩んでもいました。
そんなある日のこと、久しぶりに高校の頃の親友から連絡があり「スカウトをしたい。」と声をかけられました。
そんな友人が紹介してくれた会社は、今の大手企業とは真反対と言える中小企業。
社員数、ボーナス、福利厚生、多くのことが今の職場と比べると見劣りするものでした。
結果的に、転職をして僕はその中小企業に入社することになります。
なぜか?
・現状と予想できる未来に変化が少なく、魅力を感じなかったから。
・動き出せるのは”何も持っていない”今しかないと思ったから。
・腹の底が見えない上司や先輩よりも、心を許せる友人と仕事をしたかったから。
こうした理由から、今や多くの人が当たり前にしている転職を
”人生” を賭けて行動に移したのです。
②新天地での出会いと新しい挑戦
こうして転職を済ませた僕は、新たな環境で様々な”出会い”を経験しました。
・世間的にはまだまだ小さな会社の大きな野望を持つ社長
・誘ってくれた友人と始めたゲームでのコミュニティ
・ウルトラ陽キャの会社の先輩
こんな人たちと関わっていく中で、僕には圧倒的にコミュニケーション能力が足りないことを実感しました。
しかし、人生を賭けて転職した僕はコミュ力について進んで学ぶことができました。
今までの僕だったら、何か ”やらない理由” を探し出してコミュ力を磨くことを後回しにしてたでしょう。
転職という行動をしてから、新しく挑戦することや、行動を起こすことに対して心のハードルが下がったような気がします。
③母のがんと今の奥様との出会い
転職をしてから3年が過ぎ、年が明けて間もない頃、母の肺にがんが見つかりました。
ステージ4。いわゆる末期がんというやつでした。
絶望の中、周りの助けもあり、限られた時間の中で母に何をしてあげられるだろう?
そんなことを考えていました。
幸い規模の小さい今の職場では、休暇を多く取ることができました。
最期の時まで母に付き添うことができ、転職したこと、時間をくれた会社に大きな感謝を抱いています。
母に誇れる人間でいよう。僕はこう決心し前に進むことができました。
母が亡くなり、様々なことが落ち着いた後、今の奥様と出会いました。
実は奥様はシングルマザーで、高校生のときの同級生でもあります。
当時シングルマザーとして育児、仕事と頑張っている彼女を何か助けられることはないか?
母に誇れる自分でありたい、この気持ちは僕の行動力をまた底上げしてくれました。
こうしてお互いの悩みを相談し合ったり、一緒に過ごす中で付き合うことになり、現在では新しい命が生まれようとしています。
今でも僕が思うことは、母の死や彼女との再会を経験したとき、行動できない自分だったらどんな未来だったんだろうということです。
「やらない後悔より、やる後悔」いつかあなたが行動を選択できる場面に立ったとき、行動しなかった未来を思い描いてみてください。
そのときの感情とどうか正面から向き合ってみてください。
僕の考える行動力の意味
行動力について考えたとき、それは一度きりの人生で、後悔をできる限り減らすための力であると僕はこれまでの経験からそのように考えます。
あのとき行動していなければ、きっと僕はここにいないでしょう。
どんなに小さなことでも、試しに行動してみるのはいかがでしょうか?
僕はそれをとても素敵な一歩だと思います。
”行動力”は誰でも身につけられる”技術”
前提として、「行動力」とは「技術」である。
行動力と聞いて、げんなりする人は多いかと思います。
僕も前は「行動力って一部の人が持ってる才能でしょ?」こんな風に思ってました。
ですが、、、それは違います!
行動力とは誰しもが持っている力のことで、特別な人だけが持っている”スペシャル”な”スーパー才能”なんかではありません。
どんな小さなことでも、皆さん必ず行動した経験があると思います。
例えば、小学生の頃「二重とびができるようになろう!」という目標のために体育の授業を頑張ったとか、何か部活でメンバー入りするために頑張ったとか、キーボードでブラインドタッチをできるように練習したとか、小さなことでも目的を持って行動したこと、それは誰もが持つ”行動力”です!
では具体的にどのようにすれば、行動力は育つのでしょうか?
行動力を最大化させるコツ
『「後回し」にしない技術』では、実行力は「決心ー実行ー維持」の3段階からなると書かれています。
特に、初心者が育てやすいポイントをピックアップして僕なりにまとめてみました。
- 決心
- プロセスをイメージする。
- プランBを用意する。
- 実行
- スタートの1%を全力で
- 開始の締め切りを作る
- 維持
- 理想の自分を描く
- 自分ではなく環境をコントロールする
行動力修行①:プロセスのイメージとプランB
「ゴール」と「プロセス」両方のイメージが重要である。と本書には記載されています。
よく耳にするのは「ゴール」つまり目標をイメージしなさい。という言葉ではないでしょうか?
では本書ではなぜ、「プロセス」のイメージが重要と言っているのでしょうか?
それは、「ゴール」のみイメージすると良い結果だけをイメージして、失敗で簡単に挫折してしまうからです。
心理学者が行った研究からも、物事の達成レベルが高い人ほど具体的なプロセスをイメージして実践する傾向にあります。
また、さらに目標達成のために重要なのが「プランB」です。
「プロセス」をイメージし計画を立てる中で、無視できないことそれは突発的なトラブルです。
計画を実行している中で、今まで練ってきた計画「プランA」を破壊してしまうようなトラブルが起こったとき、今までの頑張りと目標は無駄になってしまうでしょう。
そこであらかじめ、不測の事態や最悪のケースを想定し代案を考えながらプランを立てていくのです。
そうすることで「目標」に対してのプランは、より強固になり目標達成の可能性が高くなるのです。
行動力修行②:スタートの1%を全力で行う。
何かを始めたいのに、スタートが切れない。こんな経験はありませんか?
なぜかモチベーションが上がらない。それは、やりたいことのイメージが難し過ぎてできないと思ってしまうからでしょう。
本書では、『少数の成功者たちは、難しい目標でもその中から簡単にできる小さなことを探しだす。』とあります。
何かを始める時には、小さなことから手を出してみる。
不思議なことに、いったん始めてしまえばそこから進むのは楽になるというのです。
モチベが上がらないとスタートを切れないのではなく、スタートしないからモチベが上がらない。それは人間の脳の仕組みからも証明されています。
物事を始めると、脳にある側坐核(そくざかく)という部分が興奮を始め、次第に始めた物事に没頭できるように意欲を作り出してくれます。
行動力修行③:開始の締め切りを作ろう
ある会社で社員200名を対象に、三日坊主の原因についてのアンケートをとりました。
その結果「明日からすれば良いだろう」と考えてしまう。という回答が43%で1位となったのです。
子供の頃、夏休みの宿題を休みの最後の数日間までやらない子はいませんでしたか?
僕もそのうちの一人です。笑
多くの人が「終わりの締め切り」だけを作り、そこに間に合うギリギリのタイミングで動き出すそうです。
では行動力に優れた人はどこが違うのでしょうか?
それは彼らが、”二つの締め切り”を決めるという部分にあります。
一つは「終わりの締め切り」いつまでが期限という一般的な締め切りです。
もう一つは「開始の締め切り」これは、いつからスタートするか、その期限を設けるということです。
開始と終わりの締め切りを設定することで、脳にやらなければいけないタスクとして処理させ、さらにスタートしてしまえば意欲が出てくるといった戦略になっています。
また、周りの人に締め切りを公開して自分の逃げ道をなくすことも、とても効果的です。
行動力修行④:理想の自分をイメージする
心理学的に人は、自分が頭の中でイメージしている自分に現実を合わせているのだといいます。
「私はこんな人間だ」と自らを規定すれば、本当にそんな人間のように行動する。そして結果的にそんな人間になる。
これは本書で紹介されている一文です。
多くの人が、自分の限界を自分で設定しているような気がします。(本当の限界ではないのに)
そこで本書に書かれている「自己イメージを変えるための3ステップ」を紹介します。
- 決心しながら実行に移せないことをひとつ思い浮かべる。
- 実行の障害になっている自己イメージを探す。
- それを変化への足がかりとなる自己イメージに置き換える。
諦めていた自己イメージを、できる自己イメージに置き換えて、そこからさらにイメージに合うことを小さなことから始めてみる。
そうすることで、過去の自分と決別し新しい自分のイメージが見えてきます。
行動力修行⑤:自分ではなく環境をコントロールする
皆さんは「背水の陣」と言う言葉を知っていますか?
背水の陣とは簡単にいうと、「逃げられない状況を自ら作り出し、やるしかない環境にする」ことをいいます。
本書で紹介されているエピソードから説明します。
『先日、妻が朝から大掃除を始めた。急にどうしたのかと聞くと、家に友達を招待したのだと言う。私は「友達なんだから少しくらい汚くてもいいだろう。」と言うと妻は「実は、友達を呼ぶために掃除をするんじゃないの。掃除をするために友達を呼んだのよ。」』
このエピソードでは、行動力を引き出す技法として「背水の陣」を使っています。
掃除をするために、友達を家に招待し、掃除をせざるを得ない状況を作り出したのです。
逃げ道を自ら無くす。そして必ず行動しないといけない環境を作り出す。
とても勇気のいる手段ですが、効果は絶大でしょう。
まとめ
- 行動力は技術である。
- 行動力は「決心ー実行ー維持」の3段階から構成されている。
行動力を身につけるには「ゴール」だけでなく「プロセス」をイメージして、考える前に動き出すことが大切です。
動き出してしまえば、やる気は後からついてきます。
また、行動を起こすために「開始」と「終わり」の締め切りを作り、逃げ道をなくすことで行動しないといけない状況を作り出す。
そして、自分の中の「出来ない」イメージを「出来る」イメージに置き換えて、小さなことから行動していくことが、自分の持つ行動力を高める手段です。
今回、行動力について具体的な鍛え方を参考にしたのは
『「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法』著:イ・ミンギュ
です。今回は本の中から一部をご紹介しました。
もっと行動力について知りたい方は、ぜひ一度この本を手に取ってみてください。
行動すれば人生は変わる!!
今回も、ありがとうございました!
実は今回の本も「中田敦彦のYouTube大学」で紹介されています。
動画で要約をご覧になりたい方は、こちらもこちらも見てみて下さい。
とても分かりやすく、かつ心が熱くなる動画でした。